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つれづれ日記

2002年11月の日記

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+ 2002年11月29日(金) 吸坂という名の古伊万里
石川県の吸坂町に由来した「吸坂手」とよばれている磁器があります。

独特の錆釉薬のかかった、渋い味わいのある、磁器で、九州の肥前にある楠木谷窯あとから、陶片が出土するまで、加賀古九谷だと思われていたものでした。

実は古伊万里であったということが判明した今でも、「吸坂」の名前で通っています。

金銀彩が施されたいぶし銀のようなシャープな逸品を手にして、350年前のお大尽になったつもりで、眺めています。

(錆釉薬変形小皿 金銀彩)


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