つれづれ日記
2003年10月の日記
その昔、日本の茶人が中国に注文した最高級の茶道具に「祥瑞」とよばれるものがあります。しょんずい。。と読みますが、幾何学紋(青海波・亀甲)なども地紋のことを、祥瑞模様とよびました。書き込みが大変細かく、丁寧な上に、その地紋の中に花や鳥などを散らして、とても美しく仕上げている物が多いようです。この梅散らしの祥瑞地紋の豆皿も、その逸品のひとつといってようでしょう。書き込みの精巧さをご覧ください