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つれづれ日記

2003年11月の日記

全5件中、1件目〜5件目を表示しています。

+ 2003年11月1日(土) 逆氷裂
「さかさひわれ」

地紋を、「だみ」で埋めて氷裂の部分墨弾きで描く氷裂梅の図
を、逆氷裂(さかさひわれ)といいます。

その美しさは、私達日本人の感性に語りかけてきます。

個人的に好きなのかもしれませんが、心惹かれるものは
いつもそばに置きたいと思うのは、きっと私だけではないでしょう。

丁寧に描かれた「さかさひわれうめ」

+ 2003年11月16日(日) 閻魔様
地獄の大王といえば、閻魔様。


   ★ ★ ★ ★ ★

 閻魔大王は、死後の世界(黄泉の国)の支配者で亡者の生前の行いを決済する裁判官で地獄行,極楽行,それぞれのパスポートの発行責任者です。

嘘をつくと舌を抜くのも、この閻魔様。

しかし、人の悪行のブレーキ役と考えると、閻魔様もありがたい神様なのかもしれません。

その閻魔様の小皿。

毎日の戒めにしたいものです。

+ 2003年11月20日(木) 赤兎
ウサギのモチーフには、いろいろありますが、

朱赤を基調としたウサギの小皿がまいりました。天啓赤絵にも似た(?)兎。

古染にあるウサギのモチーフでしょうか。

朱赤と緑の組み合わせに、ちょっと弱い私です。

+ 2003年11月22日(土) うさぎはどこ?
子は成り物。

成り物は、おめでたき図柄として広く愛されてきた図柄です。

その茄子型の豆皿の中に、隠れて後ろ向きの愛らしきウサギの姿を
描いた豆皿がやってまいりました。

形といい描かれた素朴な図柄といい、手のひらにのせると、

花びらのような可愛らしさ。

おめでたき形と図柄で、寒い冬もホットにすごせそうです。

+ 2003年11月25日(火) 波濤を越えて
「千鳥」は冬の季語。

荒れ狂う冬の海の、波濤を越えて雄雄しく飛ぶ千鳥の姿を

人々は「波千鳥」として、意匠に残しました。

なんともいえない可憐さと力強さ。

小さな空間いっぱいにあふれています


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