つれづれ日記
2003年3月の日記
京都のおばんざいやさんから「新たけのこ、旬感」という粋なメールが来ました。今この時期の筍は、「竹の子」と書きたくなるほど、うぶなのです。やわらかくてそれでいて、香りがよくて、まさに竹の子の赤ちゃん。旬の感覚を先取りなのです。雪中筍堀の話は、二十四孝の話の中でも、特に有名ですが、春まだ浅い時期の、まさに、この赤ちゃん竹の子だったのかもしれません。掘っている人物を想像させる竹の子と籠の愛らしい一品で、春を先取り。ほら、いい香り。。
そろそろぽかぽか陽気の日も多くなってきました。北海道の静内で厩舎を経営している友人から、「こっちもメンコイこんま(子馬)が、遊びたがってるで」雪解けを待って、子供達が外で走りたがっているのでしょうか。実際に、子馬達を目の前で見たことがあるので、その、愛らしくきかんぼな姿が目に浮かびました。お母さんのそばにいられるのも、あとわずか。子馬たちは、厳しい世界に入っていくのです。サラブレッドの定めなのでしょうが、いつまでも、ああやって遊んでいてほしいな。という気持ちが半分。。複雑です。もう少し暖かくなったら、静内にいって、「跳ね子馬」達を見に行きますか。