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つれづれ日記

2003年4月の日記

全8件中、1件目〜5件目を表示しています。

+ 2003年4月1日(火) 雪・月・・桜
日本には四季があります。

その四季折々の美しい風物を語る言葉として、「雪月花」という言葉があります。

冬は雪
秋は月
春と夏は花

日本人のもっとも日本人的感覚で、季節季節に一番う、美しいとされるものが、選ばれたのでしょう。

楚々としたに品のある一枚のお皿がきました。

さりげなく、上品な金彩で月と雪を描き、染付けで美しい桜を
配してあります。

そろそろ桜の季節。

一枚で、なにも言うことのない、愛らしい季節のメッセンジャー。

名づけて「雪月花の小皿」

+ 2003年4月5日(土) 花見の茶会
四月に入って、

花が咲き乱れ、心もうきうきする今日この頃。

そろそろ花見の茶会があちこちで見られる様になりました。

桜を愛でながらの茶会では、それぞれの客人が、詩を詠んだり、
香をを楽しんだり、秋の紅葉狩りの頃と違った、華やかな風情が
感じられます。

ちょうど山桜を愛でながらの茶会でしょうか。、

着物の小紋柄のような愛らしく、繊細な「茶会の小皿」がまいりました。

ちょっと休憩して、「喫茶去」。

+ 2003年4月8日(火) 里子の金魚
先日、我が家の甕の中の金魚が、そろそろ水面に上がってきたという
話をいたしました。

その金魚達と同じ種類の一匹を友人のうちにあげたことがありました。

二年ほど前のことだったのですが、「随分成長したよ。見に来る?」

といわれ、先日遊びがてら、いってきました。

すると。。庭にりっぱな池がしつらえてあり、その中で、悠然と泳ぐ

「金魚?」を見つけたのです。

「あれ?あの子?」

住まいが違うと、こうまで大きくなるのか。。と驚くほど成長した

「里子の金魚」でした。

そっくりの絵をみながら、あの子の子孫も、又、生まれるのかな〜

そんなことを思っていました。

+ 2003年4月12日(土) 天空の城
古来、中国では、天界・下界・冥府。。と三つの世界が存在するとされていました。

天界の桃園を守る仕事を与えられていた孫悟空が、その桃を食べてしまって、罰を与えられる話もありました。

天の城は神様や貴人のすまいであって、そこに行けるのは、高貴な身分の人たちだけだったのです。

天に通じる橋をわたり、雲上の城に向かう二人の人物。一人はお供の
者でしょうか。

中国の影響を受けた、物語性のある面白い小皿です。

+ 2003年4月15日(火) 花と蝶と。。
あちこちから花便りが聞かれる頃になりました。

花が大好きな私は、それだけで心うきうきの季節です。

古伊万里の図柄には、たとえば、菊と牡丹が同時に描かれていたり、
椿に蝶々が飛んでいたり。。と季節を問わず、自由な発想に因る
ものも数多くあります。

この一枚のお皿も、桜と牡丹が描かれており、そこに、軽やかでユーモラスな蝶々が飛んでいます。

描き手のイマジネーションと技のひかる一枚です


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