つれづれ日記
2003年6月の日記
ふくろうは、漢字で書くと「梟」。それを「福ろう」とあてることもあります。おめでたいという意味をこめて、そうあてるのだと思いますが、蝙蝠も、その文字の、「つくり」の部分をとって、「福」にあて、おめでたき生き物として絵皿に写すことも多々あるのです。まだ日が落ちる前、薄暮の空を、鋭角にとびまわる「蝙蝠」とてもおめでたいようには思えない人もいらっしゃるでしょうが、「寿」印なのです。