つれづれ日記
2003年8月の日記
古伊万里の「赤」色には、さまざまな色合いがあります。「紅」(くれない)・「朱赤」(しゅあか)・「真紅」・・その中でも元禄時代の「赤」は上品で、落ち着いており、私は個人的に好みの色です。古九谷の赤にも通ずる色です。その「元禄赤」を使った、あざみの図の小皿がまいりました。かすれ具合が時代を感じさせ、楚々としているのに、この迫力。。心がゆれうごく一枚なのです。ほんのちょっとの緑がスパイス。