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ギャラリー辰巳【長津田店】--駐車場有
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+ 2007年12月24日(月) 聖夜の奇跡




 
 今日はクリスマスイヴ。
少し暖かな聖夜に、巷のイルミネーションもなんとなく、穏やかに輝いているように思えます。

聖夜を迎えると、毎年思い出される話があります。


 ある教会の日曜学校で、クリスマスの演劇会をすることになりました。
 
  旅先で身重のマリアが産気づき、夫のヨセフが宿を貸してくれる家を捜して
  民家を訪ねる。どこも貸してくれる家が無く、結局、馬小屋でイエスを出産した
  という、キリスト生誕の話。
      

  
 子供達は、わいわい言いながら配役を決めていました。我こそはキリストと手を上げる者。
マリア志願の女の子、自分はヨセフ。。そんな風に。

 その教会に一人知恵遅れの子供が通っていました。子供達は、その男の子が、どんな役にあてはまるのか、考えましたが、なかなかあてはまる役がありませんでした。

劇をするには、「台詞」というものがあります。「台詞」を果たして、その男の子がちゃんと言えるかどうか、みんなは、はた、、と考えたのです。

考えた結果、宿を貸してくれるようにドアを叩いて頼むヨセフに、それを断る民家の男を演じるように言いました。

     「だめだ!だめだ!あっちへいけ」

それが、その子に与えられた「台詞」でした。そのぐらいなら言えるだろう。みんなはそう思っていました。

何度も何度も練習をして、その子は、やっとその短い「台詞」がいえるようになりました。

  そして、今日は、待ちに待ったクリスマス・イヴ。

 教会では、ミサの後、いよいよ、子供達による、劇が始まりました。

滞りなく、無事に劇が進んで、その男の子の「台詞」の番になりました。

 トントンとドアを叩くヨセフ。

     「お願いです。妻が産気付いているのです。宿を貸していただけませんか」

     「だめだ!だめだ!あっちへいけ」


無事にたどたどしい言葉で台詞を言った男の子に、子供達がホッとした時のことです。

がっかりして力なくマリアを抱えて歩き出そうとしたヨセフに、追いかけていった男の子が目に涙をいっぱい溜めてこう言ったのでした。


     「ごめんなさい!ごめんなさい!嘘です。意地悪してごめんなさい!
      ここで赤ちゃんを産んで下さい!」

 呆然とする子供達。ざわめく観客席。

しかし、そのすぐ後、観客席から、小さな拍手が聞こえ、それが、あっという間に、大きな拍手の波の音に変わったのでした。そして、それはいつまでもいつまでも続いたのでした。


 子供達の劇は台無しになったけれど、一人の天使が空から舞い降りてきて、世の中で最も大切な物は何かを教えてくれた、、という、それは聖夜の奇跡のお話。

 クリスマスになるといつもその話を思い出し、心が熱くなるのです。きっと、これからも、ずっと
忘れず、思い出すことでしょう。



★☆箒星と草原の山羊の図 手塩皿☆★
八十年に一度、天空に現れるという箒星。昼間でも尾を引いて空を横切るその姿に、人々は驚いたにちがいありません。不思議な絵皿。
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