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つれづれ日記

2003年9月の日記

全7件中、1件目〜5件目を表示しています。

+ 2003年9月1日(月) 密談は回廊で
日本でも人気の中国歴史劇といえば、「三国志」

劉備元徳や曹操、諸葛孔明や孫権といった、武と智に長けた
つわもの達の戦いは、今もって、語り継がれています。

華やかな宮中での晩餐会。ともすれば、緊張がゆるみがちの
場所でも暗殺者は、暗躍するのです。

一見何気ないような会話。。さりげなく回廊を歩きながら、
彼らは、トップシークレットの密談をしたのでしょう。

花に囲まれた回廊での会話。。そこから、歴史を変えるような
出来事がうまれたのかもしれません

+ 2003年9月5日(金) つんとおすまし娘
舟形の皿というと、柿右衛門手の上手のものが多いのですが、
たいていは、長径が18センチぐらいあります。

この形でごく小さい物は珍しく、数が圧倒的にすくないのですが、
その姿はとても愛らしく、まるで、ドールハウスのアイテムのよう。

今回手元にやってきた小皿も染付けで「若葉重ね」の部分を描き、
色絵で蝶をあしらう。。といた懲りよう。

こ洒落ていて、生意気な娘みたい。

すましたお顔がなんともいえないキュートな娘。

てこずりそうな予感がたまりません。

+ 2003年9月10日(水) とこしえの緑
そろそろ秋。

暦の上ではとっくに秋半ばなのに、残暑は厳しいままです。

しかし確実に秋はそこまで、やってきているのです。

常緑樹の松葉も、葉の入れ替えをすませるころとなりました。

来る新年には冬枯れの世界に、ひときわ青々とした緑を楽しませて
くれるでしょう。

松葉と箒と籠。。なんともユーモラスなお皿が参りました。

福寿を従えて、禄を緑とあてたのでしょうか。

常緑樹の「松葉」は、常しえの緑。

それはまさに「幸福」の印。

その幸福を籠いっぱいにあつめようという気持ちなのでしょうか。

そんなことを考えていると、人生が三倍楽しくなりそうです。

+ 2003年9月15日(月) 遊馬のごとく
今日は敬老の日。

お年寄りを敬い大切にする日。

そんな日を、わざわざ決めなくとも、日ごろから
お年寄りを大事にしていれば、良い事なのでは。。とも思いますが、、この日を機に、なおいっそう大切に。。という意味合いが
あると考えれば、それも、また良し。。でしょうか。

朝日を浴びて生き生きと遊びまわる、遊馬達。

それこそ、永遠の躍動感を願ったのでしょうか。

いつまでも我が家の老人も、長生きしてもらいたいものです。

それこそ、遊馬のごとく、体の続く限り、元気な姿で。。

+ 2003年9月20日(土) 後ろ向き美人
そろそろ秋の気配。

野山もやがて来るアースカラーの前の、カラフルな世界に変わろうとしています。

この時期になると、なぜか色絵のアイテムに目が移りがちになります。

寒々とした季節を前にして、ちょっとでも華やかに。。の気分がそうさせるのでしょうか

台座に乗った、後ろ向きウサギの愛らしい小皿。

手毬あり、おもちゃあり、、にぎやかで楽しい一枚で、来るべく寒い季節を、少しでも明るく乗り切ろう。。

そんな気分にさせてくれます。

子供の「おべべ」のような、ファンタスティックな一枚で。


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