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つれづれ日記

+ 2003年8月1日(金) 藍九谷のだいこん小皿
藍九谷とよばれる皿。

江戸初期から中期にかけてつくられた、まったりとした釉薬の趣のある皿です。

五寸以上が主ですが、三寸までの小皿の中に、逸品と呼ばれるものが
多々あります。

今日、瑠璃を縁にあしらった、「染付け大根」の小皿がやってまいりました。

のびのびとした絵付け、掌にまったりとしたその重さ、大根の根の部分を染付けであしらうなど、粋な計らいが感じられます。

小さい中に光るイマジネーションが感じられます。

堂々とした絵付けをお楽しみください。

+ 2003年7月6日(日) 田んぼと鷺
田植えも終わり、そろそろ稲が、青々として来る季節。

今年は、しっかりと梅雨がありそうなので、稲のためには一安心。

でも多すぎる雨は困りものです。

田植えの時期を過ぎるころ、、昔は様々な鳥がやってきて、田の

虫やどじょうなどをついばんだのでしょう。

大変めずらしい小皿がまいりました。

たんぼに飛来した鷺の図。

のどかな良き時代の考証となるとともに、心和む一枚です。

生き生きとした鷺の表\情が、とても印象的。

+ 2003年6月30日(月) おめでたきかな。。
ふくろうは、漢字で書くと「梟」。それを「福ろう」とあてることもあります。

おめでたいという意味をこめて、そうあてるのだと思いますが、

蝙蝠も、その文字の、「つくり」の部分をとって、「福」にあて、おめでたき生き物として絵皿に写すことも多々あるのです。

まだ日が落ちる前、薄暮の空を、鋭角にとびまわる「蝙蝠」

とてもおめでたいようには思えない人もいらっしゃるでしょうが、

「寿」印なのです。

+ 2003年6月22日(日) 鶉は粟と。
色絵の可愛いお皿がまいりました。

緑と金採の格子の中に、鶉と粟が描かれています。

鶉と粟はたいてい付き物で、一緒に描かれることが多いのです。

粟粒をほつほつとついばむ鶉の姿は、見慣れた光景で
人々の間に定着したものと思われます。

そのほかに、鶉には星座紋が同時に描かれることも多々あります。

空を見上げた鶉。

星を見ているのでしょうか。

謎です。

+ 2003年6月20日(金) そろそろ・・・
四月に蒔いた朝顔の種。

弦が伸びてきてもいいように、棒をたててあげました。

朝顔は、一年草。

今年の種は去年の種。毎年、毎年、面々と美しいDNAが続いています。

紫の大輪の花が咲くのも、もう少し。

七月には浅草の朝顔市もはじまります。

夕涼み。。でかけてみることにしましょうか。


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